毎年、正月のわが家の園芸作業はツルバラの誘引。庭仕事にはつらい季節だけど、5月にキレイなバラを咲かせるためにもがんぱりましょう。たくさん花を咲かせる、剪定と誘引のコツなどをご紹介します。
まず最初は、枯れてしまった枝や残った葉の整理。
次に、古い枝は花付きが悪くなり、細い枝には貧弱な花しか咲かないから、2年以上花を咲かせてくれた枝と割箸より細い枝を整理します。
古いしゅろ縄をはずし、誘引し直します。誘引のコツは、できるだけ地面と平行に誘引することと、枝と枝の間隔を15~20㎝にすること。
平行に誘引するとたくさん花を咲かせます。また、枝の間隔を狭めると、風通しが悪くなったり、下の枝に日が当たらなくなったりします。結果、病気が発生したり、花付きが悪くなってしまいます。密を避けましょう!
このとき、数種類の洗濯ばさみを使い分けながら枝を仮止めすると、新しいしゅろ縄で固定するのがとっても簡単です。
誘引が終わったら、晴れの日に石灰硫黄合剤を2度散布します。冬に石灰硫黄合剤で黒点病やうどん粉病などの病気や害虫を駆除しておけば、5月のバラの季節まで何もしなくても安心です。
from J.Aoki