まだ寒い2月、春咲きの球根がやっと芽を出す頃、原種系シクラメン コウムは忘れずに毎年花を多数咲かせてくれます。
原種のシクラメン コウムのふるさとはトルコのアンカラ。日照時間が長く、雨が少ない、湿度の低い土地柄です。年間の平均気温が11.7度しかないとか。
コウムはわが家の裏庭、オリーブの木の下の半日陰に植えています。京都の夏の高温多湿や厳しい寒さもなんのその。花が終わる4月ごろ、タネを飛ばして、こぼれタネでどんどん増えてくれます。夏は葉がなくなるから、存在を忘れないで!うっかり空いてると勘違いして、スコップで傷つけたりしないよう気をつけましょう。
花の少ない冬、庭で咲き誇るシクラメン コウムは貴重です。
花名 | シクラメン コウム |
学名 | Cyclamen coum |
科名 | サクラソウ科シクラメン属 |
性質 | 耐寒性多年草 |
原産地 | トルコ |
花 | 1~3月 |
背丈 | 5~10cm |
植場所 | 半日陰 |